鹿児島で生まれ、第2の故郷として慣れ親しんでいる大阪にはもうかれこれ16年が経ちました。(2021年4月現)
田舎で田舎らしく育ったおかげか、特に特別な運動経験がなくとも、運動に関して感が良く、食欲旺盛で自他共に認める超健康体が自慢(笑)…でしたが、ヨガに出会う前に失禁、車イスを使用しなければならないほどの腰痛、坐骨神経痛を併発しました。
ヨガとの出会いともなるそのきっかけは息子が生まれて約一年後、産前に諦められなかったポールダンスを習い始め、おもしろさにハマり、勧誘していただいたのをきっかけにトントン拍子にパフォーマーチームに入り、そこからモデルダンス事務所に所属、ダンサー兼パフォーマーとして活動していた矢先、産後の身体のケアをしていなかったためとオーバーワークが相まって、当時は常時痛み止めを飲み、たくさんの整体院や病院を回るほど腰はボロボロでした。
踊りたい、活動したい、でも身体が利かない。欲求と制限の矛盾にいつも悩んでいました。
何人かの先生からドクターストップがかかり、事務所も辞めて静養していた時にやっぱり身体を動かしたくて気軽に始めてみたヨガ。身体よりもまずスピリチュアルマインドに感動し、特に理由なくなぜか少し焦っていた自分に余裕ができ、心と身体のつながり、自分を本当の意味で大切にするということ、受容と解放、他にもたくさんのことを今でも日々気づかされています。
現代の方たちは役割が多い反面、とても疲れているように感じます。そして気が散漫して「自分」が分からなくなる。他にしたいことがあっても行動に移せなかったり、それは時間だったり勇気だったり環境だったり… いろんな理由がありますが… 心や身体だって同じです。心や身体をケアしたいけど、踏み出し方が分からない、やり方が分からない。いつしかそのまま過ぎていく。心も身体もつながっています。そのつながりは私たちの日々の役割や自分の本質にもつながっています。
心と身体。どちらからアプローチしてもいいと思います。そのアプローチの方法が皆さまのライフワークの一部になるお手伝いができたらいいな、と思っています。